理不尽の世界 「エドワード・ゴーリー」
【ネタバレ注意】
皆さんこんにちは。
先日は感動する絵本を紹介したのですが、今日は打って変わって、怖い絵本を紹介したいと思います…
まぁ、夏ですからねぇ…
皆さんは、「エドワード・ゴーリー」と言う作者をご存知でしょうか。
最高に気持ち悪い絵本を書きまくっていた、海外の絵本作家さんです。
この人の作品を一言で表すなら
ずばり「理不尽」
その理不尽の一端を紹介したいと思います。
【あらすじ】
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「ギャシュリークラムのちびっ子たち」
柴田元幸 訳
アルファベットの「A」〜「Z」の頭文字から始まる名前の子供たちが、さまざまな原因で
「死ぬ」
例えば、
通り魔にあったり
熊に襲われたり
階段から落ちたり………
26人の子供たちがただひたすらに死んでゆく
そんなお話。
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「なんなこの気持ち悪い絵本は」と
「こんな本誰が読むねん」と
「変な絵本が書店に置かれてるわ」と思ったのが、2年ほど前の話。
今家に3冊ある。
(※画像は借り物です)
読めば読むほど面白い。
噛めば噛むほど味が出る。
まるでスルメのような絵本。
どうしようもない不条理
抗えない運命がなんだか癖になる絵本です。
知人の方は声をかけてくれれば、
お貸しします。
ぜひ一度読んでみてください。
エドワード・ゴーリーの世界に
いらっしゃいませ,
…続く