仏の顔も三度まで

 

 

 

みなさんこんにちは。

ご無沙汰しております。

生きてます。

 

 

 

なかなか世界中大変なことになっていて、

飲食観光業等々大打撃。

(お経みたいになってもた)

 

神も仏もないものか…

と言うことで調べてみたのが

「仏教について」

 

今まで漠然とお寺でお参りして、

何も考えずに東大寺の大仏見て、

「でっけー!・・・鼻の穴通ろ。」

って思ってた自分をしばきたい。

 

ただこれを知っているだけで、

これからお寺に行った時や、

博物館へ行った時にうんちくを披露することができ、

100%の確率でうざがられるので、

ぜひ楽しんでいってください。

 

 

皆さん、仏様に位があるのは知っていましたか?

 

 

私はまっっっっっっっったく知りませんでした。

「みんな偉いんでしょ。」って

「そもそも仏って何?佐藤二朗かな?」って

 

あるんです。位が・・・

まず、図に表すとこんな感じ。

 

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仏界の頂点に君臨する如来

そしてその下に菩薩、

続いて明王

殿をつとめる天(天部)

という構図で出来上がっています。

 

「漢字ばっかりで怖い。」

如来?何それ美味しいの?」

わかります。その気持ちは良くわかります。

今からわかりやすく説明したいと思います。

 

仏教においてのゴールは「悟りを開くこと」です。

簡単に言うとこの世の真実がわかることです。

 

全然簡単になってないという言葉はさておき、

如来」という仏さんは、「全ての悟りを開いた人」です。

悟りを開いた人は、多く持ち物を持たないことから、

絵や仏像に表される姿は、基本的にはシンプルな袈裟(けさ)姿に螺髪(らほつ)です。

 

そして「菩薩」という仏さんは、「修行中の身の人」です。

人々を助けながら修行をし、悟りを開くことを目指しています。

仏教の開祖お釈迦様はもともとインドの王子様だったことの名残から、

菩薩は冠をつけたり、装飾品をつけた姿で表されることが多いです。

 

シンプル如来、チャラめの菩薩と覚えましょう。

 

そして「明王」です。

不動明王とか聞いたことないですか?

怖い顔して、刀とか持ってる完全にカタギでは無い感じの仏さん。

 

あれは、如来の変化した姿や、化身と言われていて、

どんなに優しく諭しても改心しない人に対して、

力づくで言うことを聞かせるみたいです。

 

「仏の顔も三度まで」ってここから来たのかな・・・?

 

 

「天」は神様です。

「仏」はそもそもが人なので、

上の三つと天はそもそもが別と考えてもいいのかも知れませんね。

 

毘沙門天とか、大黒天とか、

七福神にいましたよね。

 

悟りを開こうという人ではないので、

鎧を身にまとっていたり、

刀を持っていたり、琵琶を持っていたりすることが特徴のようです。

 

あと、女性の神様もいるようです・・・

 

 

・・・ん?

 

じゃあ仏さんに女性はいないの・・・?

 

そうなんです!

基本的に男性として表現されているんです!

 

だから、赤ちゃんを抱いている慈母観音は、

女性的に描かれているのにもかかわらず、ひげが描かれている物もあるんだとか・・・!

博物館や美術館、お寺に行った際には探してみると面白いかもしれません。

 

しかしまあ、諸説ありですが!!

 

と、保険を掛けたところで

ここまでにしましょう。

 

ではまた!

 

 

 

 

・・・続く