何百年も脈々と続いてきた儀式
みなさんこんにちは。
この連休に大学時代の友達のビッグイベントがあり、実家の方に帰っていました。
27歳になると嫌でも思い知らされることがありますね。
この「結婚」という黄金の2文字からは逃れることができません。
久しぶりに会った仲間からは、
「結婚生活楽しいよ」
「子どもかわいいよ」
「やっぱ一人目は女の子」
「あれ?お前はまだ結婚・・・あっ、彼女からか!」
みたいな結婚マウントが数多く取られ、
顔面がパンパンに腫れ上がるくらい殴られました。
ちょっとレフェリー!止めるの遅いよ!
このままじゃ死んじゃうよ!
どこ見てんだよ全く!
あっ、そういえば井上選手おめでとうございます。
そうです、結婚式へ出席していました。
大学時代は一緒にバカなことをして過ごした仲間が、一家の大黒柱として「自立」してゆくのは、純粋にすごいなぁと思います。
私自身まだまだ「結婚」というイメージは持てないまま今まで過ごしています。
新郎含め6人、いわゆる「ツレ」といえる仲間がいましたが、全員結婚している。もしくは婚約しているという鋼の真実を聞いたときにはさすがの私も震えました。そのうち3人は子どもがいるんだからもう・・・
結婚式は新郎もかっこよく、新婦も輝いていました。
余興も「ツレ」の中の二人がミルクボーイのネタをモジッており面白く、
新郎側のムービーも新婦側のムービーも感動的で見ている方が楽しくなる内容になっていました。
日頃緊張なんてしなさそうな人が誰よりも緊張していたり、
普段泣きそうにない人が泣いていたり、
人間の感情が入り乱れる結婚式というイベントは、
出席していて毎回面白いなと考えさせられます。
人間といえば・・・
又吉直樹の人間もおすすめなので、ぜひ読んでみてください。
それこそ、人間の心の揺れ動きや、感情の高ぶりがよくわかる小説だと思います。
結婚、子ども、言い方が正しいかどうかはわかりませんが、
他人と同じ屋根の下で生活するということを平気でやってのける、「ツレ」達の豪胆さというか、おおらかさというか、勇ましさというか、そういった精神に感服します。
私はまだまだ未熟で、子どもなのかもしれません。
夜も更けて、実家にたどり着いた私に母から、
「楽しかったかい。
ちなみにあんたはいつ結婚すんの?」
・・・ブルータス、お前もか・・・・・
・・・では。