みなさんこんにちは。
先日結婚式の話を投稿しましたが、
そういえば、新婦さんのお祝いムービーに出られていた、
新婦さんの恩師の先生がこんなセリフを送っていました。
「愛というのはお互いに見つめ合うことではなくて、いっしょにおなじ方向をみることなんだ。」
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
これは、「星の王子さま」の一節ですね。
私が好きな本ベスト5に入る「星の王子さま」がこんなところで顔を覗かせるとは!
それだけで、この恩師の先生はきっといい人なんだろうと勝手に思っています。
はじめてこの本を読んだときは、
「なんやこの支離滅裂な子どもは・・・」
と多いながら読んでいましたが、読みすすめるほどに少しずつ物語の趣が変わってくる不思議な作品でした。
登場人物にも癖の強い人達がたくさん出てきます。
命令ばかりする王様、目立ちたがり屋、飲んだくれ、ビジネスマン、地理学者、点灯夫
この人達がなにを意味するのかを考えるのも面白いと思います。
この登場人物のまとまりの無さから、
「愛というのはお互いに見つめ合うことではなくて、いっしょにおなじ方向をみることなんだ。」
にどうやって繋がんねん!
その気持ちわかります。
紆余曲折ありながら進んでゆくこの物語は、
愛、友情、責任、童心などなど、様々な感情を教えてくれる作品です。
ほんの100数ページに全てを織り込んだ、サン・テグジュペリに拍手!
ぜひ一度手にとって見てください。
そして語り合いましょう。
・・・つづく