みなさんこんにちは。
さて、今日は損をしにくい投資の方法を伝えていきます。
☆損をしにくい投資の鉄則!!
①銘柄を分散する
②投資機会を分散する
③時間を味方につける
「なんのこっちゃ?」
わかります。その気持ちわかります。
1つずつ説明していきます。
まず。
①銘柄を分散する について
例えば、みなさんが100万円で投資をしたいとします。
オリックスの株を100万円分買いました。
オリックスが倒産しました。
その100万円はどうなりますか?
・・・・・紙切れになります。
では、
オリックスを10万円分
KDDIを10万円分
ソフトバンクを10万円分
楽天を10万円分
任天堂を10万円分
JTを10万円分
ANAを10万円分
トヨタ自動車を10万円分
ワークマンを10万円分
積水ハウスを10万円分
買いました。
オリックスが倒産しました。
100万円はどうなりますか?
・・・・・10万円分が紙切れになります。
が、90万円分の株式は守られます。
このように、購入する株式を分ける(分散する)とリスクを下げることができます。
ただ、前回も伝えたように、
「リスク=ふれ幅」 なので、
オリックスの株価が爆騰したときに、
前者ならリスクを取った分、利益を総取りできますが、
後者ならリスクを抑えた分、他の銘柄に薄められて、利益は最大にはなりません。
安全かつ確実に運用するのなら、
銘柄を分散することが大切です。
②投資機会を分散する について
たとえば、みなさんが100万円で投資をしたいとします。
その100万円で株価2000円のオリックス株を500株、一括で購入しました。
1年後オリックスの株価が1500円になりました。
100万円はどうなりますか?
・・・・・75万円になります。(配当は考えないとする)
25万円も減ってしまったことになります。
目も当てられません。
では、毎月10万円ずつ投資していればどうなっていたでしょうか?
まず下のグラフを見てください。
適当に作ったオリックスの株価推移です。
わかりやすいように切りのいい数字にしていますが、
実際にこの一年ほど、オリックス株はこのような形で株価が推移しています。
点を打った場所で10万円分のオリックス株を購入します。
その表がこちらです。
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
株数 |
50 | 55 | 83 | 90 | 90 | 71 | 83 | 90 | 76 | 66 |
(小数点以下は切り捨てています。)
合計株数 | 754 |
10月までの10ヶ月間で754株もオリックス株を購入することができました。
ではこれを、10月時点の株価、1500円にかけてみましょう。
1500(円) ✕ 754(株) = 1131000(円)
なんと投資した100万円が113万1000円になりました。
投資機会を分散したおかげで、株価が下がっていても利益を出すことができました。
ただ、何回も言うように、
「リスク=ふれ幅」 なので、
オリックスの株価が右肩上がりに上昇し続けた際の利益は、一括投資したほうが最大になります。
しかし、安全かつ確実に運用するのなら、投資機会は分散したほうが良いでしょう。
少し長くなってきたので、
頭を整理する意味も含めて、今日はここまでにしましょう!
次もお楽しみに!
・・・つづく