エコカーなのか、エコ風カーなのか…

 

 

 

みなさんこんにちは。

 

先日、車屋さんからリコールがかかり

休みを利用して片道3時間かけてお店に行き、

ついでに髪の毛を切って

また3時間かけてトンボ返りに帰ってきました。

 

お尻割れるかと思った…

 

リコール部品の交換をしている間、

いつも担当してもらっている営業の方とお話をして、面白いと思ったので共有します。

 

今の自動車産業はやはり、電気自動車への移行についての研究がメガトレンドのようです。

 

しかし、リチウムイオンバッテリー(携帯などに使われている充電池のことね)を使って、ガソリン車並みの距離を走れるようにするには、

かなり大きな電池を用意する必要があり、どうしても車体の大きな車を作る必要があるようです。

 

アメリカなどの海外は、道路自体が広いものが多く、車体の大きさなどはあまり気にしない傾向があるようなのですが、日本はそうはいかない!

確かに私の住んでいる地域でも、大きい車が入っていけないような道がたくさんあります。

 

またニュースでも以前たくさんあった、

携帯電話が爆発する事故のように、

リチウムイオンバッテリーは衝撃を受けると爆発するので、もし事故を起こした時のために、かなり重厚に守られている作りにしなければいけないようで、さらに車体が大きくなる原因になるようです。

 

解決するためには、

1.小さくて長持ちする電池を開発する。

2.そもそも別の電池を使う。

 

どちらにしろう、新しいイノベーションが必要じゃ無いかなぁと教えてくれました。

 

さらに自動車産業で、1番技術力を有する部分が「エンジン」のようで、このエンジンに各会社の技術力が凝縮されているようです。

しかし電気自動車になると「ガソリンを燃やしてエンジンを動かす」というシステムがいらなくなるので、車を作るのが容易になります。

 

極端な話

「家電量販店が車を売り出す可能性もゼロではない」

と教えてくれました。

 

ヤマダ電機製の車や、ケーズデンキ製の車…

あまりなりたいとは思いませんが…

 

そして、環境のことを考えるなら本来電気自動車ではなくて、燃料電池(水素を使って発電する電池)を使用するのが1番良いみたいです。

 

電気自動車で使われる「電気」は今火力発電に頼っています。

これ、電気を作る過程でCO2排出しまくってますよね。

燃料電池なら水素ステーションで水素を補給して走れば、排出されるのは水だけ。

 

どちらがエコかはもうわかりますよね。

 

ではなぜ、世界で燃料電池カーにしようという流れにならなかったのか!

 

技術力の問題が大きいみたいです

 

つまり、量産できるだけの技術力がまだ世界的に無い。

 

燃料電池カーを作る技術のある会社が少ないのに、燃料電池を推奨してしまうと、その会社のある国の独占になってしまう!

その国だけを肥え太らせるわけにはいかない。

電気自動車を推奨しよう!

 

なんだかさまざまな国の利権が絡んだ話のような気がします。

 

最近、

環境保護やエコ推奨が強く言われるようになりましたが、冷静になって考えると他のところでCO2排出してるやん!と思うことが結構あります。

 

原子力発電はダメ!でも火力発電もダメ!

3時間の運転の途中で「風力発電絶対反対!」と書いてある抗議の看板を見つけました。

 

…どうしたらええねん!

 

「エコ風」のことを盲信するのではなく、

本当のエコって何だろうと自分の頭でしっかり考える必要があるなと感じました。

 

他にもたくさんの話を聞いて、伝えたいことはたまだまだあるのですが今日はこのへんで!

 

 

 

……つづく

 

 

#ビジネス #エコ #車